made in Yokohama Japan SINCE 2005 

2025 new product 「Lunapse」(ルナプス)

タカハシウクレレ・ルナプスのメイン画像


Lunapse(ルナプス)はボディエンドの一部を大胆にラウンドカットさせたアームコンターが 最大の特徴のコンサートウクレレ。


当工房で最も人気の高い左右非対称ベルシェイプをベースにリファインされたデザインは、 まるで月食(lunar eclipse)の欠け部分を連想させることから、「Lunapse (ルナプス)」と 名づけられました。

このアームコンターは単に奇をてらったデザインではなく、ウクレレをストラップ無しで胸に 抱えて演奏する際に、よりホールド性を向上させるために考え出されたアイデア。
アームコンターのラウンドが演奏者の右ひじ少し手首よりの位置で自然に引っかかるように デザインされているので、従来のウクレレよりも自然で楽に抱えながら演奏することが可能です。
ウクレレを抱えると、ボディの一部が右前腕部にすっぽりと合体しているような、そんな感覚になります。

アームコンターの位置とカーブの深さは何度も試作品を作り直しながら決定された絶妙なもので、 さらに通常のコンサートよりもやや薄いボディ厚とあいまって、ホールド性の高さを一層高めています。

しかしアームコンターカットされたこのエリアは、実はウクレレの音響面ではとてはデリケートで 大切なエリアです。
そこでLunapseでは、従来のコンサートに比べブリッジ搭載位置を前方に8mm移動、ネックジョイント位置を 13.5F→14.5Fに変更し、かつ内部のブレーシングパターンも専用開発する等々、 細かい幾つものチューニングを施すことでこの問題を解決しています。
さらにアームコンター両端に産まれた2つのデルタエリアは通常デザインのウクレレのトップとは違う 振動モーメントを発生させることになり、この副次効果でより複雑で奥行き感のある音色が実現しました。

なおLunapseには通常のウクレレのようにストラップピンやピックアップの取付けも可能です。
最大の特徴・利点であるアームコンター機能を活かす為、ストラップピンはコンター4弦側端部分に、 ピックアップはコンサー1弦側の外側部分にセットできるよう、内部ブロックがあらかじめ仕込んであります。

またLunapseは当工房のラインナップでいう「タイプ」に相当するモデル名なので、他タイプ同様に、 お好みのボディ材やホールレイアウト、様々なオプションと組み合わせることが可能です。
※(サイズ展開は現時点ではコンサートサイズのみ)


Lunapse フォトギャラリー

価格と販売時期について

Lunapseの価格はタイプ「オリジナルベルN」より8,000円(税込み)アップとなります。
他オプション等の価格体系は他タイプと同様です。

<参考価格>
フォトギャラリー1段目のコンサート:158,800円(税込み)
フォトギャラリー2段目のコンサート:164,300円(税込み)

販売時期については、来年2025年のウクレレ予約受付再開時から受け付ける予定です。
(現在は予約受付を一時的に休止させていただいております。)